発熱外来
発熱外来

発熱外来は、発熱のみならず、咳、鼻水、嘔吐、下痢などの症状があり、移る可能性のある病気(感染症)のお子様を専門に診療する外来です。
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス、アデノウイルスなど、感染力の強い疾患の可能性があるため、他の外来患者さんと待合室や診察時間を分け、安全に受診できる体制を整えています。
乳幼児や小児は免疫機能(病原体を排除する力)が未熟で、感染症にかかると急激に症状が悪化することがあります。
また、自分の症状をうまく言葉で伝えられないことも多いため、専門的な視点での診察が重要です。
当院では、お子様が安心して受診できるよう、できるだけ待ち時間を短縮し、周囲への感染拡大を防ぎながら、迅速かつ正確な診断と適切な治療を行います。
発熱はないが、移りやすい病気も対象となります。例えば、RSウイルス、新型コロナウイルス、ワクチン接種歴のあるみずぼうそうなどは発熱がないこともあります。
小児科専門医かつ感染症専門医である医師による診療を行います。
待合室と診察室を複数設けるなどで院内感染対策を徹底しています。
発熱の原因や重症度、抗菌薬や抗ウイルス薬の必要性の的確な判断を行います。
自宅での療養の仕方、家族内感染の予防の仕方、登園や登校の目安を適切にアドバイス致します。
小児の発熱の多くは感染症によるものですが、原因はさまざまです。年齢によってかかりやすい病気も異なります。
「ただの風邪」と思っていても、重症化する感染症や入院が必要な病気が隠れている場合もあります。特に生後3か月未満の発熱や、ぐったりしている場合、4日以上続く発熱は注意が必要です。
以下のような症状がある場合は、早めの受診をご検討ください。
小児では、同じ発熱でも重症度の判断が難しいことがあります。
普段と様子が違うと感じた場合も受診の目安になります。
発熱、咳、のどの痛み、倦怠感などがみられます。
お子様の多くは軽症で1-2日程度で熱がさがります。症状が軽く発熱がないこともあります。
しかし、肺炎やまれに脳症、心筋炎といった命にかかわる合併症を起こすこともあります。
また、家族内感染の原因となることがあるため高齢者や基礎疾患のある方と同居している場合は注意が必要です。
抗原検査や必要に応じてPCR検査を行い、結果に応じた療養方法をご説明します。
小さなお子様は症状を和らげる風邪薬による治療が中心ですが、12歳以上の方は抗ウイルス薬の内服による治療も追加で検討します。
突然の高熱、寒気、関節痛、強い倦怠感が特徴です。
流行期には迅速検査を行い、必要に応じて抗インフルエンザ薬を処方します。
抗インフルエンザ薬の種類は様々なものがありますので、お子様の年齢や性格等を考慮して最も最適な薬をご提案します。
小児では熱性けいれん、中耳炎や肺炎、まれに脳症、心筋炎などの命にかかわる合併症を起こすこともありますので注意して診療します。
生涯にかけて何度も感染する風邪のウイルスの一つですが、乳幼児が初めて感染した時に、強い咳やゼーゼーした呼吸(喘鳴)、呼吸困難を伴うことがあります。
特に生後6か月未満では重症化しやすく注意が必要です。
1歳未満のお子様を中心に迅速検査を検討します。
風邪症状が出始めてから数日後に悪化することが多いので慎重に様子を診ていきます。
抗ウイルス薬のような特効薬はありませんが、症状を和らげる飲み薬や吸入等で治療します。
入院を必要とする状態と判断した場合は適切な医療機関に紹介します。
のどの強い痛みと発熱、首のリンパ節の腫れ、発疹などがみられます。
迅速検査で診断し、抗菌薬による治療を行います。
治療を途中で中断すると合併症の原因となるため、処方された薬は最後まで内服することが重要です。
子供の場合は、発熱などの症状が治まってから腎臓が悪くなることがありますので注意が必要です。
時々すぐにぶり返したり、年に何度も溶連菌にかかってしまうお子様がいます。
その様な方の対策も出来ますのでお困りの方はご相談ください。
発熱と咳が長引く、呼吸が苦しそう、ぐったりしている場合は注意が必要です。
胸の音や酸素濃度のチェック、血液検査などを行い、必要に応じて抗菌薬の処方や吸入などで治療します。
入院を必要とする状態と判断した場合は適切な医療機関に紹介します。
発熱とともに嘔吐・下痢・腹痛を伴います。
発熱がない場合もあります。
ウイルス性が多く、脱水予防のため水分補給が重要です。
乳幼児では短時間で脱水が進むことがあります。
通常は半日程度で嘔吐はおさまるので、24時間以上嘔吐が続く場合は注意が必要です。
乳児は下痢が長引くこともよくあります。
症状や流行状況、年齢を考慮し、必要な検査を行います。
検査はお子様の負担を最小限にするよう配慮しながら行います。